こんにちは。persheyです。前回、Youtubeで見られる子供向けのアニメを紹介させていただきましたが、
紹介したのは吹き替えありのアニメでした。
しかし世の中のジャンルとしてはもちろん吹き替えをする必要のないものが存在します。
いわゆるセリフなしアニメってやつですね。
実は、この"セリフなし"アニメの方がYoutube上では多く見られる傾向にあります。
恐らく「CV用の設備を大規模に準備しなくてよい」「ローカライズの時の手間が少ない」
という要素が大きいのか、海外のアニメほどそういうものが多いです。
実際、日本でセリフなしのアニメってあまり思いつかないですよね。
ニャッキ!などのクレイアニメやモルカーなどのストップモーションアニメはありますが、
純粋なアニメというジャンルではほとんどないんじゃないでしょうか?
せっかくなので、これを機に紹介出来ればと思います。
Om Nom Stories (オム ノム ストーリーズ)
まずはOm Nom Storiesから。チャンネル登録者数300万人超の大手アニメチャンネルです。
イギリスとロシアの合作ウェブアニメで、現在season20を超える長寿番組として海外では定着しています。
内容はOmNom(オムノム)と呼ばれる緑色の小さな生き物が繰り広げる冒険や日常のドタバタ劇・あるいはゲーム内へ入ってしまう不思議な体験など多岐に渡りますが、一貫してアメリカン・カートゥーンのエッセンスが感じられます。今時珍しく2Dアニメーションだからですかね?
Cow&ChickenやDexter's Laboratryとかあのあたりをもう少し現代風にポップにして、
更に絵柄や展開に日本風味を足した感じとでもいいましょうか。
セリフが無くても展開が明快で、演出の緩急もあって面白いですよ。(何より下ネタや暴言がない)
ちなみに、このオムノムというキャラはウェブがオリジナルではなく、元ネタとなるゲーム「Cut The Rope」シリーズから来ており、season4まではゲームが元ネタになっています。
ロープを切ってオムノムにお菓子をあげるのが目的のよくある無料アプリ(+課金でストレス軽減)ですが、
結構サクサク遊べるのでおススメ。
season5以降はガールフレンドのOm Nelle(オムネル)や子供であるNibble Nom(ニブルノム)が増え、話の幅も広がるのでYoutubeで視聴を始めるならここからが良いでしょう。
ちなみに、Wikipediaに専用のページがありますが、誰が書いたのかめちゃくちゃ適当な日本語(あるいは機械翻訳か?)なので、修正してあげた方がいいと思います。(この記事見た方お願いします)
Talking Tom (+ Talking Tom Heros)
続いてはTalking Tom。先ほどのOm Nom Storiesのチャンネル登録者数は300万人超と言いましたが、
こちらは桁が違って2500万人以上の登録者数を誇ります。
更にスピンオフ作品のTalking Tom Herosについても800万超と、まさに全世界的モンスターコンテンツです。
Hikakinやはじめしゃちょーの倍ですからね。。。
Om Nom Storiesと同様に、スロベニアのゲーム会社Outfit7が開発したMy Talking Tomに出てくる黒猫Tomが主人公の元ネタとなっています。そのほかのキャラであるAngelaやHankについても、似たようなゲームの主人公として登場しています。
どれもめちゃくちゃかわいいとか面白いというわけじゃないですが、とにかく人気なんでしょう。
さて、肝心のアニメの内容についてですが、やはり本家Talking Tomが日常ゲーなので、アニメの方も日常ドタバタ系といった感じ。
スピンオフのTalking Tom Herosの方はアメリカンカートゥーンに寄せていて元のビジュアルからはだいぶデフォルメされているものの、全体としてはスタンダードに面白い出来となっています。
Talking Tom本家の方も毒気はあまりないのですが、お互いに意地悪をしたりする描写がややあるので、もしかしたらTalking Tom Herosの方が情操教育にはいいかもしれませんね。
あとがき
今回は簡単にみられる2つを紹介しましたが、正直言うとまだまだたくさんの動画やアニメがネット上に存在しています。次の記事では、「子育てをしていなければ出会わなかった奇妙なコンセプトの動画」を中心に紹介していければと思うので、もしよければ次も見てみてもらえればうれしいです。
それでは、また。
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