【MTG】ジョニーが選ぶ!カルドハイムで面白そうなカードたち②

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MTG

こんにちは、persheyです。

MTGの新セット”カルドハイム”の発売まであと1か月を切ったという事で、日本を含め各言語版で

次々と新カードの情報が出てきています。

前回同様、面白そうな効果を持ってたり、楽しいコンボを組めそうなカードをレビューしていきたいと思います!

Desoertar os Trols (巨人の目覚め)

こちらはポルトガル語版で公開された一枚ですね。

三章に分かれた英雄譚で、土地に関する能力を持っています。

▲多色英雄譚は今回のセットが初

それぞれ、

  1. 対象の土地を破壊する。
  2. 自分の墓地から土地カードを一枚戦場へ戻す。
  3. 対戦相手よりも自分の方が多く土地をコントロールしている場合、対戦相手との
    土地の枚数の差だけ、緑の4/4のトロール・クリーチャートークンを場に出す。

となっており、相手の減速と自分の加速、盤面の制圧という能力になっています。

自己完結していて、3章まで消化出来ればパワー8分のクリーチャーが自動で用意できます。

パッと見ではポンザのような土地破壊デッキに採用したいですが、スタンダードではなんと土地を破壊してマナ拘束する呪文はありません。(あっても基本土地を持ってこさせる)

したがってこの英雄譚はサポートではなくフィニッシャー運用の方が良いでしょう。

ただ、そのまま使って4/4が2体出るだけではちょっと心許ない…。

そんな時は発想を変えましょう。相手の土地を減らすのではなく、自分の土地をとにかく増やせばよいのです。

幸い、ゼンディカーの夜明けまでで土地を増やすマナ加速スペルは大量に刷られています。

耕作乱動の再成長移動経路などなど…。

2章の効果を最大限に生かすなら、乱動の再成長は良い相棒ですし、

寓話の小道進化する未開地などのフェッチランドや、廃墟の地(+困惑する難題)を使うのも良いです。

しかし、シンプルに一番派手なのは野生の魂、アシャヤとのシナジーでしょう。

自分のトークンでないクリーチャー分が土地としてカウントされるので、+2どころでは収まらない数のトロールトークンを出す事が出来ます。

▲電波のお伴

多少のオーバーキルには目をつぶりましょう。アシャヤは自分も土地になるので、黒の除去以外には強いぞ

The World Tree(世界樹)

こちらは”ユグドラシル”として知られる世界樹をカード化したもの。

▲流石にきれいと言わざるを得ない

確定タップインですが、土地が6枚以上あると全ての土地が好きな色のマナを出せるようになります。

そして5色・計10マナ(+自分の生贄)支払うと、ライブラリーから神クリーチャーを好きなだけ出せるという

ド派手な効果付き。

5色、10マナという巨大かつ達成が難しい条件。

これだよこれ。面白デッキはこうでなくちゃいかん。

まずは10マナを捻出するためにマナ加速が必要です。それも1ターンに1マナずつでは間に合いません。

スタンダードのジャンプアップ手段としては、

キッカー込み6マナ→次ターン9マナスカイクレイヴの秘宝。

▲破壊不能がついてるのも嬉しい

7マナ→12マナの彩色の宇宙儀

▲ついでに色拘束を緩和

このあたりが主な手段になります。他にもマナを出すアーティファクトはいっぱいですが、

10マナ出すまでに時間がかかりすぎる事と、5色のマナを出したいという要望には応えにくいです。

色サポート手段としては、6枚以上土地を並べる事から、水蓮のコブライリーシア木立のドライアドが良いでしょう。これら2つを採用するなら、アシャヤも採用してあげると相性◎です。

もしかしたらカルドハイムで追加の宝物トークンを出すクリーチャーがあるかもなので、

そちらの線でもいいかもしれませんね。

さて、サポートカードを使って加速&色マナ達成後に神クリーチャーを出すわけですが、

何を出したら良いのか?

少なくとも、出したそのターンに殴れた方が良いはずなので、青銅血のパーフォロスは確定。

このデッキ自体は緑の色が濃くなりそうなので、緑の神を入れれば顕現がしやすそう。

という事でカルドハイムとテーロスの緑の神は両方突っ込みましょう。

ここまで信心が揃うなら緑赤の神を入れるのもありか?

それが叶うならカルドハイムの赤の神も入れると顕現しやすいでしょう。

一見非力に見えるKolVori,God of Kinshipも、他の神々を配置・顕現させれば6/6 警戒の狂人強靭ボディへ。

早いとこ10マナ(+1枚)を達成して全員でブン殴りましょう。

カルドハイムの赤の神が来るのが楽しみですね。ちなみに、カルドハイムの神はそれぞれ2体ずついるようです。

(現在まで黒2体(うち1体はティボルト)、緑2体と公開されているため)

ちなみに

ここまで書いていて気付いたのですが、今回は多相もフィーチャーされている次元です。

多相は、神・クリーチャーでもあります。従って、世界樹の効果で持ってくる事が出来ます。

現在公開されている多相持ちクリーチャーは大体緑のクリーチャーですが、これが他の色にもいる(例えば赤)と、

この戦略は意外とバカに出来ないかもしれませんよ。

Koma, Cosmos Serpent(星界の海蛇、コーマ)

こちらのモデルはヨルムンガンドですね。

▲「打ち消されない」はマジで偉い

なんとメリット能力を以下の3つ持っている7マナ6/6の海蛇です。

  1. 打ち消されない
  2. 各プレイヤーのアップキープに3/3の海蛇トークンを生成する
  3. 海蛇を生贄に捧げると、"自身が破壊不能" or
    "対象のパーマネントをタップし、起動型能力を封じる

7マナというコストは重いですが、重いだけに相当強いです。

まずはこのクリーチャーが簡単に対処されるかどうかについて。

まず1つ目の能力で着地までは保証されています。

そして、2つ目と3つ目の能力で、相手ターンのアップキープ後からは黒い除去に対しての除去耐性があります。

赤い除去は6点火力が少ない事から、疑似的な耐性と言えます。

対バウンスは無力ですが、また唱えなおせばそこまで問題ないはず。

着地後~相手ターンの間までは無防備ですが、それは呪禁を持たないどのクリーチャーもそうなので、あまり大きなデメリットとは言えないと思います。(とはいえ、夢さらいとの比較はありますが)

▲フィニッシャー最強説あり

ここからはこのクリーチャーがフィニッシャーとして仕事できるかどうか。

出てくるトークンが3/3と大きいのは頼りになります。ターンが帰ってくれば打点は9点(+召喚酔い3点)

なので、何もなければ2ターンで20点は削り切れます。

気になるのは回避能力皆無な事ですが、自身の能力でブロッカーをタップしてこじ開ける事も

出来るので、思ったより打点は通しやすいはず。

3つ目の能力に関しては、”タップした上で起動型能力を封じる”ので、

既に出ているPWは相手ターンのアップキープに起動することで封殺可能です。

海蛇クリーチャーを複数用意出来ればより仕事が出来るようになりますが、スタンダードの海蛇は

ゼンディカーのヴェラゾールを除いて5マナ以上。重いです。

※石とぐろの海蛇は、”海蛇”という名前の癖に”海蛇クリーチャーではない”のでご注意を!

この悩み、どこかで聞いたことありますね…そうです。多相クリーチャーを使いましょう。

現状、軽いものが多いので生き残ってくれれば生贄として使う事が出来ます。

世界樹デッキもそうですが、これからの多相クリーチャーのラインナップに期待ですね。

さいごに

カルドハイムのカードはまだまだ公開が始まったばかりです。

カード間の相互作用や使えそうな相性のカードを探すのはキリがありませんが、やってみるとかなり面白いので、

仕事で忙しい皆さんも空いた時間にぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか!

私もプレビューが更新され、新たな面白カードが出てくれば随時記事を更新していきたいと思うので、

お楽しみに!

それでは、また。

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