【リミテッド】イニストラード:真夜中の狩りで強かったカード・青黒コモン編

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みなさんこんにちは、persheyです。

9月の中旬に、MTGの新弾である「イニストラード:真夜中の狩り」が発売されました。

僕はいつも新弾が発売されると、構築戦ではなくてリミテッド、いわゆるドラフトブースターをやります。

その方がコモンも含めたカードの強さに気付きやすいですし、

何より周囲のピック状況を見て自分の色を決めないと、という一種の麻雀に似た戦略ゲーな所が好きなんです。

仕事やプライベートで忙しく、

発売されてから2か月も経ってしまって、やや遅きに失した感はありますが(・・・)

約2週間で10回ほどドラフトを回し、その中で使われて強い・使って強いと思ったカードを紹介していきたいと思います。今後、イニストラードでドラフトをする方の参考になればと思います。

まずは、1パック14枚のカードの大半を占めるコモンカードからピックアップしていきましょう。

よっぽど酷いレア(1枚)、アンコモン(3枚)の組み合わせでない限り、最初の4巡でそのパックの高レアリティのカードは取られるため、残りの10巡はコモンカードを取らなくてはいけません。従ってコモンで強いカードを見極めるのは重要です。各色ごとに見ていきたいと思います。

黒マナ編

まずはリミテッドには欠かせない除去から。

2種類ありますが、飛行を持たないクリーチャーならタフネスによらず破壊できる窓からの放り投げが特に強力。

もう一種類のオリヴィアの夜中の待ち伏せは2/2を標準的に除去でき、ケースによっては大型でも確定除去になるため、もし足りなければ追加するのが良いでしょう。

▲サイズで勝る狼男などに有効
▲コンバットトリックとしても使える

また、黒のコモンクリーチャーで最も強力なのが戦墓の大群。腐乱付きとはいえ、5マナで打点7+相手のフラッシュバック・降霊を阻止でき、ゾンビシナジーも得られるのは限られたリソースをやりくりするリミテッド下では非常に便利。出されて困ったことしかなく、コモン版墓所のタイタンと僕は読んでいます。

▲環境に多いパワー3を受け止めやすいのもGood

同じマナ域に回避能力付きですが1体生贄が必要なモークラットのビヒモスがいるので、

これとフィニッシャー枠に同時採用したミッドレンジ型も良いですね。その場合、ブロッカーとして優秀な足引きずりのゾンビも採用できれば〇。

▲回避能力付きのパワー7はほぼ最強
▲ブロッカー/サクり要員として◎

黒は除去が優秀・かつ後で紹介する超強力アンコモンの「病的な日和見主義者」も属するので、これらのカードが早めに流れてきた場合、固めて取れれば非常に強いデッキが組めるので狙ってみると良いでしょう。

青マナ編

青も黒と同様のゾンビ系カードが強力です。スペルに関しては腐乱ゾンビトークンを生む物が多くありますが、

その中でも強力なのは溺死者の逆襲

4マナと少し重めですがそれは構築レベルで見た話。リミテッドでは十分プレイアブルなマナ域であり、デッキトップ/ボトムに戻すというのが大きなポイントになります。再キャストを強要+ドローを1ターン固定させるか、

盤面の脅威を除去して不要牌を引く確率を増やせるというのが強い。

またこの環境はフラッシュバックや降霊が多いため、単純な1対1交換だけではジリ貧になりやすく、テンポを取ってライフを押し込んでいく動きをする方が強いということもあり、このカードはかなり活躍してくれると思います。

青黒のゾンビシナジーや青赤のスペルシナジーに組み込むのが良いでしょう。

▲トップに戻すのが強い

続いてはクリーチャー。ゾンビシナジーが期待できる異形の隼(?)と食糧庫のゾンビです。

▲ハヤブサ・・・?
▲タフネス3かつ疑似諜報能力

1回だけですが3マナ4点クロック+回避能力付き2点クロックになるので攻めに強いカードである異形の隼は

青をやるなら取っておいて損はないでしょう。降霊を軸にした青白にしろ、ゾンビを軸にした青黒にしろ、回避能力付きは貴重です。

また、ゾンビトークンによる横並びが期待できるデッキなら、食料庫のゾンビは膠着した際のドローの質をかなり上げてくれるため、1枚程度なら採用してよいでしょう。黒にも同様のカードがありますが、2枚以上入れると

そもそも横並びできずにもじもじして終わるという事も良くあるので計画は慎重に。

最後は臓器の貯め込み屋。これもクリーチャーですが、上記の2枚の良いところどりのイメージです。

▲パワー3で相打ち可能な相手が多い

パワーもそこそこあるので相打ちを躊躇させつつ、3枚掘って必要牌を手札にする上、墓地シナジーも形成できるので、青黒に限らず青白などでも取っておきたい1枚でしょう。

こう見ると、ゾンビがフィーチャーされがちな次元のため、青でもスペルよりクリーチャーの質の良さが目立つ結果となりました。

このままだとひどく長い記事になりそうなので、

他の色(赤・白・緑)に関しては別記事にて紹介する事にしましょう。それでは、また。

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