【備忘録】CentOS インストール~ Guest additions導入まで①

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最近、株価を見ている子供と散歩するロゴを考えているか

3種類しかやる事が無いので、少しでも技術的な心を忘れないように

Oracle VirtualBoxという仮想化ソフトを使って手元にLinux環境を用意する。

(他にもやりようはあるが、とりあえずローカルで好き勝手出来るので)

とりあえずフリーなのでCentOS 8(※)を導入。

(※一度インストールに成功したが、その後スペック不足なのか、別用途で入れている

 Win10のHyper-Vとのかみ合わせが悪いのか、サーバー除去からの再インストールが

 できなくなったので、CentOS7でGuest Additionsは導入することに。)

ところで、Oracle Virtualboxでは、

デフォルトではゲストOS-ホストOS間での共有機能は無い。

しかし、Guest Additionと呼ばれるプラグインをゲストOSにインストールすれば、

ホストOSとフォルダの共有・クリップボードの共有などが出来る。

今回はVirtual BoxでのCentOSサーバーの最低限の立ち上げと、作業の効率化を兼ねて

共有機能であるGuest Additionの導入にチャレンジしたが、案外エラーが多発したので

備忘録的にまとめておこうと思う。

①前準備:CentOS インストール

とりあえず、CentOS 8 Minimal ISO を公式ホームページ(https://www.centos.org/)

からダウンロードする。Minimal ISO の理由はイメージが軽いから。

足りない機能は後でインスコしましょう。

それと同時にVirtualBoxもインストールしておく。特に深く考えずボタンを押して

いっても導入できるが、各項目がどんな意味を持つかは確認しておくと良いかも。

とりあえず、テストなのでメモリ1GBディスク8GiB VDIとしてまずは

サーバーの仮想ハードの箱を作る。(Red-Hat系Linux 64bitだとデフォルトの設定)

▲サーバーの各HW構成が表示されている。

上記のような表示になるので、"GAtest"の箱を選択し、メニュー上部の歯車(設定)

をクリック。

▲各HWの構成をコンフィグできる。

上記のように設定画面に遷移するので、HDDの記号を選択後、光学ドライブから

CDのアイコンをクリックし、”仮想光学ディスクの選択/作成"をクリック。

ダウンロードしておいたMinimal ISOを選択して、CDドライブに挿入した状態にする。

ここまで来たら、後は先ほどの画面に戻って起動するだけだ。

▲赤線で示した箇所にきちんとminimal isoが挿入されていることを確認しつつ、起動ボタンをクリック

一旦以下の画面が出るので、"Install CentOS 8 "を矢印キーで選んでEnter。

▲そのまま黙ってるとTest this media の項目に遷移するが、FAILEDになる事多し。Install CentOS ~ を選択しよう。

するとインストーラーの起動後、デフォルトでGUIの画面に遷移する。

言語設定から日本語を選択して次へ。

▲ほかの言語は試したことないけど、キーボード設定が面倒なだけなのでおとなしく日本語に。

すると、インストール時の設定項目がそれぞれ日本語で表示されるので、

各項目を設定しに行く。主なものは以下の赤丸で囲った3種類について実行すれば

まあ最低限のものにはなる。

▲タイムゾーン、インストール先のメディア(ディスク)、ネットワーク設定

タイムゾーンとネットワーク設定は、後からでも設定できるが多少面倒なので

(設定ファイルのバックアップ・変更とコマンドの実行が要る)先に済ませておく。

▲デフォルトではUTCになるので、東京時間の14時間後に換算するのが面倒なのだ
▲ホスト名の設定と、インターフェースの論理接続ができる。

なお現状はネットワーク的に、

「物理的なネットワークデバイスは認識されているが、対応する論理接続が無い」

状態なので、オンにしておくと良い。(見切れてるけど)

これも後でコマンドでも出来るので、自信のある方はどうぞ。

(ただしCentOS 7までとはコマンドが違うはず)

デフォルトだとNAT接続が選択されて、それに準じたプライベートIPアドレス

が振られる。

(ホストOSをデフォルトゲートウェイとして振舞い、インターネットに接続できる)

また、インストール先のディスクは設定しておかないとインストールが開始できない

▲Windowsで言うならWindowsフォルダと内部のファイルをどのドライブに置くか、みたいなこと

今後は指定したディスク内のデータを読みOSが起動される。事情があれば変更も可能。

さて、後は先ほどの画面に戻って、インストールボタンを押せば、インストーラが

作業を始めてくれる。見ているだけでOK…というわけにはいかず、

rootユーザーのパスワードを入力、決定しておく必要がある。

②導入:ログイン→Guest Additions IMG挿入→インストール

※ここからCentOS 7 になるが、大筋は変わらない。

まずはrootユーザー(別のユーザーでも良いが、一部コマンドでsudoの必要あり)

でログインする。パスワードは先ほど入力したもの。

▲直接ディスプレイを接続した想定の画面になる

ログイン出来たら、さっそくGuest Additions の導入に取り掛かる。

GuestAdditionsはisoイメージとして存在しており、これを仮想的に挿入することで

インストールメディアとしている。

▲仮想光学ドライブはデフォルトでついている設定

さて、光学ドライブに挿入されたファイルはそのままでは中身を見る事が出来ない。

基本的にデータはデバイスに装填されただけでは操作できるようにならない。

光学ドライブに限らず外部デバイス・ディスク装置なら概ねそうなっていて、

必ずファイルシステムをディレクトリにマウントする作業が必要になる。

中には自動マウントするディストリビューションもあるようだが、

CentOS7 では少なくとも違うので、手順を実施しよう。

/mnt というディレクトリは一般に一時的に外部ディスクをマウントしたいときに

用いる領域なのでここを使うこととして、

# mkdir /mnt/cdrom (/mnt配下にcdromディレクトリを作成)

# mount /dev/cdrom /mnt/cdrom

(mountコマンドで/dev/cdrom ファイルシステムを /mnt/cdromにマウントする。

なお/dev/cdromは /dev/sr0のシンボリックリンクなので/dev/sr0でもよい)

# ls -l /mnt/cdrom

Guest Additions CDイメージの中身が見えるようになっているはずだ。

Linux/Windows/Solaris など、複数OS用の実行ファイルが用意されている事がわかる。

今回はもちろんLinuxなので、該当のLinux用ファイルを実行しよう。

# sh /mnt/cdrom/VBoxGuestAdditions.run

さて、結果はどうなるか。

▲エラーが発生、どうやら何か見つからないらしい。

なん、だと・・・。②へ続く。

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