【備忘録】CentOS インストール~ Guest additions導入まで②

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エラーの解消に向けて

さて、前回の画面で bzip2 is not found. Please install 、と怒られた。

どうやらminimal ISOでインストールしたので導入に必要なパッケージが入っていない

ようだ。centos 7 では yum install <pkg name> でインストールが可能なので、

さっそく実行する。

# yum -y install bzip2 > yum.log 2>&1 (yum.logに出力を記録しながら実行)

# less yum.log

Complete!とのことなので、再び sh /mnt/cdrom/VBoxLinuxAdditions.run を実行。

▲無情にもfailedの文字が・・・

どうやらまた失敗したようだ。エラーメッセージっぽいものが出ているので

拾うと、target kernel のバージョンに対するKernel headers が見つからない。

という旨のメッセージが。

じゃあkerenel と kernel headers のパッケージについて調べてみよう。

# yum list --showduplicate kernel kernel-headers

▲ installed packeages に注目

そもそもkernel-headers パッケージが入っていないようである。なので、

先ほどと同様に、パッケージを導入してやろう。ついでにkernel-develも入れる。

# yum -y install kernel-headers

# yum -y install kernel-devel

この時、kernel-headersとkernel-develはデフォルトだと最新のものが導入されるので、

それに合わせてkernelのバージョンも変えた方がよさそうだ。update後は再起動する。

# yum -y update kernel

#reboot

起動時にどのkernelで起動するか聞かれるので、新しくした方を選択。

▲一番上が新しく導入したkernel

ログイン出来たら、再び先ほどと同様にguest additionsのインストールを実行する。

▲さっきの場所は通った。

また違うメッセージに。まだ足りないパッケージがあるらしいので、

gcc、make、perlについても同じようにyum install or updateで 入れてやろう。

そして最後に実行してやると・・・

▲特に何のメッセージも出ず。

エラーメッセージが特に出ていないので、恐らく成功しているはず。

VirtualBoxのメニューから”共有フォルダ―”を選び、適当なフォルダを共有させる。

今回はsharedフォルダを共有することにした。

この状態で、/media 配下を見に行くと・・・

▲それっぽいフォルダがあった

見た目上は共有出来ているようなので、適当なファイルでも置いてみようか。

# touch /media/sf_Shared/test.txt

これをWindows側から見ると・・・

▲test.txtが確かに存在している

と、いうことで無事にguest additions の導入と、共有フォルダの設定が出来たようだ。

振り返り

単純に、minimal ISOでなければ今回のエラーは起こらないように推察する。

エラーの箇所が全てパッケージ不足を示すメッセージばかりなので、恐らく基本的な

パッケージが全部入ったものであればすんなり入るはずだ。

本来クリップボードなどの共有が出来るようになるのもこのguest additions の特徴

なので、ひょっとしたらGUIつきの方が生かせるのかもしれない。

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