大事なものを奪ったヤツの話

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ゲーム

皆さんこんばんは。persheyです。

突然ですが、皆さんの一番”大事なもの”ってなんでしょうか。

親友?家族?家?財産?自らのスキル?目に見えるもの全て?

どれも確かに大事でかけがえのないものですが、もっと大事なもの、あると思います。

不可逆で、取り返しのつかない・・・そう、時間です。

前の更新からちょっと間が空いたのは、僕がこの大事なものである時間を、

あるものに奪われてしまったからです。いわゆる時間泥棒ってやつですね。

それはいったい何によって、か。

・・・そう、不朽の名作と言われるシミュレーションゲーム、”Civilization"の最新作、

Sid Meier's Civilization Ⅵ

▲ところでこのおじさんは誰なんだろう

によって、僕の自由時間はとことん奪われていったのです。

2016年発売ですが、拡張パックは去年まで出ています。

今日は、読んでいる皆さんにもこのゲームの怖さに気づいてもらうべく、

注意喚起を目的とした記事となります。

都市を増やせ、話はそれからだ

Civilizationというゲームの最終目的を簡単に説明すると、

「都市を発展させて増やし、国を拡張して、何らかの要素で他を圧倒して勝つ」

というものになります。

プレイヤーは、国とセットになった固有能力持ちの指導者を選んでプレイします。

▲画像の例はギリシャのスパルタおばさん。能力は戦闘が文明発達に直結する強力なもの。

都市を大きくし、数を増やすためには、まず都市が生み出す資源を使って色々な

施設や遺跡を作り、それらが生み出す別の資源を使って色々な技術や文化を発明し、

これを基に施設や戦闘用ユニットを作り・・・という流れで進む、

いわゆる拡大再生産のゲームです。(専門用語はググッて下さい)

ゲームが進んでいくと、こんな風に都市やユニットが乱立していきます。

▲デリーやデトロイトとアステカの都市(自分)が同じ大陸・同じプレイヤー国の中にあるが気にしてはいけない

この都市の拡張という作業がなかなかに快感です。

じわじわと都市の人口を増やし、ゴールドを稼いで国のタイルを広げる。

強化された生産力で強いユニットを生み出して他国を制圧する。

そしてすべての他国の首都を陥落させれば勝ち。

これが最も基本的な攻略方法の制覇による勝利を達成するための方針です。

・・・お気づきになりましたか?

最も基本的な」。 そう、このゲームにはほかにも攻略法があるのです。

▲助けて秋山さァん・・・!

勝ち筋は4種類、様々な戦略で攻めろ

Civilization Ⅵ には、複数の勝利条件がデフォルトで設定されています。

他の文明が全て信奉する世界的な宗教を作れれば勝ち、の「宗教による勝利」

火星に進出できるほどまでに科学力を発達させれば勝ち、の「科学による勝利」

他国よりも優れた名物、傑作を揃えて観光力で勝ち、の「文化による勝利」

そして存在する全ての他国の首都を全滅させれば勝ち、の「制覇による勝利」

基本はこの4つで、後で拡張パックを追加すれば「外交による勝利」が加わります。

(僕はまだ基本版を遊びつくしてないので拡張してません)

制限されたターン数内で、これらの勝利が達成されない場合は自国の資源や状態に

応じたスコアが算出され、その多寡で決定します。

このように勝利条件が複数あるということはすなわち、

勝利条件に合わせて、戦略も異なるものがたくさん存在するってことです。

例えば。

宗教勝利の場合:聖地を優先的に整備して宣教師を量産、宗教戦争勃発。

科学勝利の場合:防衛に力を入れ、わき目も振らずに大学建設

文化勝利の場合:和平関係を保ちながらせっせと傑作を手に入れ博物館建設

         他国が勝ちそうなら戦争を仕掛けて殴りにいけ。

制覇勝利の場合:考える前に隣人を殴れ。奪え。

スコア勝利の場合:とにかく全方面がんばれ。基本的には隣人を殴れ。

指導者・立地・隣国・都市国家(サブ国家)の種類で戦略は様変わりします。

一つ前のゲームはアメリカ合衆国がすぐ隣だったのに、

次のゲームはエジプトとかアステカが隣にいるかもしれません。

前のゲームでは相手から攻めて来なかったのに、いきなり宣戦布告されたりします。

(体感、アステカはかなり強いです。高級資源が戦闘力に直結ってなんぞ)

自分がどのような戦略を取るか、軸となる勝利条件に沿っていろいろ考え、

自由度高く実行できるのがこのゲームの醍醐味だと思います。

しかも歴史の勉強になる

Civilization Ⅵでは、条件を満たした自国の都市内に世界遺産を建設できます。

もちろん世界遺産には当時建てられた理由があるわけですが、そういう歴史的背景も

シヴィロペディアなるマニュアルでいつでも見ることができます。

▲ワイ「へ~、オックスフォード大学って男子校だったんや」

このシヴィロペディア、Civilizationのプレイマニュアルというだけでなく、

文明固有のユニットや宗教、各偉人の生い立ち、名画と呼ばれる絵など、

世界史で学ぶような中身の概要がそれぞれのページに記されています。

プレイするうちに、ざっくり世界教養がつくと考えるとすごくないですか?

デカい(出力を持つ都市)はキモチいい

最も時間泥棒たる所以を持つのは、やはり施設の建設によるボーナスで

どんどん文明が開発出来る→強い施設や都市の構築が出来る→文明の開発が進む

というポジティブフィードバックの部分だと思っています。

開発が進む最終盤なんか2ターンでロケット工学開発出来たりしますからね。

土地の生産物とその量(出力)が全ての基本なので、

周囲の資源の様子や都市の大きさを事細かにチェックして、

新都市を立てたら既存の都市と交易路を敷いて・・・

あ、迫ってくる蛮族(野生の戦闘ユニット)を撃退だ、とやっているうちに、

楽勝で6時間くらいは経ってます。いやー楽しい。

注意喚起じゃないやん!

バレましたか。でもやっぱ休職中って新たな刺激を探したくなるもんで、

これは自分にぴったりの買い物でした。

ハマるととても楽しいゲームですので、戦略ゲームをプレイしたことが無い人は

ぜひやってみるとよいです。微に入り細穿ったチュートリアルがついているので、

僕のように今回が初プレイ、っていう人でも安心して進めることができます。

ちなみに、日本語版の声優には鈴村健一さんと東山奈央さんが採用されているので、

チェックしてみると良いでしょう。購入リンクは↓↓。

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