みなさんこんにちは。persheyです。
このシリーズも4記事目となりますがまだまだいっぱい紹介したいカードがありますね!
いい事です。ということで、さっそくカードを紹介していきたいと思います。
過去記事はこちら↓↓
偉大なる存在の探索
またもや踏み倒し系の能力です。ただし少し癖があり、
他のパーマネントのマナコストを参照してそれにプラス1したものなら踏み倒せる、というものです。
踏み倒せない場合は占術1のオマケ付き。こいつ自身も参照すれば相当強いんですが。。。と、
ないものねだりをしてもしょうがないので活用方法を考えてみましょう。
マナコストを踏み倒すと言っても制限があり、パーマネント限定なので、
豪快な呪文を唱えてWIN!…という事はしづらい仕様。
通常のビートダウンデッキに入れるのはアリだし強いかもですが、なんかつまらない…
ということで、コンボデッキ好きとしては、
クリーチャー以外のパーマネントを並べる事で効果が発揮されるデッキが良いかも、と思いました。
例えば…基本セット2021で登場した、5色祭殿デッキ。
都合の良い事に、全ての祭殿が1マナ~5マナ域でばらけているので、既にある祭殿のコストにプラス1した
祭殿を出していくことが実現出来そうです。
緑のエンチャント以外に何もなくても、土地は点数で見たマナコストが0なので1マナの白神殿は出せます。
手元に多く来てしまった分は赤の祭殿で火力に変換できますしね。
5色揃わなくても青祭殿があれば万物の聖域を踏み倒せます。
緑と青と黒の祭殿はメインフェイズの開始時に誘発するため、
踏み倒したそのターンから仕事をするのも相性が良さそうです。
なお、状況に合った祭殿が来ない!というお悩みにはカルドハイムで出た栄光の探索を使うと
良いかもしれません。おあつらえ向きに祭殿は全て伝説のカードですし、サポートカードのケイリクスを
使って除去するプランにもシフトできます。(こちらもサーチ可能)
基本土地を氷雪にしておくことで、栄光の探索による3点ライフゲインも狙えますし、
意外とガチデッキになる可能性も秘めてるんではないでしょうか。
あとは余ったマナをつぎ込めるようなギミックがあれば…サメ台風のサイクリング強化?
あるいは願いのフェイによるウィッシュボード?
…中々思いつかないものですねえ。
個人的には、こういったネタに近いデッキが活躍できるような環境になると非常に楽しいです。
神秘の反射
さあさあ来ました、あからさまにコンボ組め枠。
伝説でないクリーチャーを対象として、次に出るクリーチャー(1体だけじゃなく、同時に出た奴全員!)
をそいつのコピーとしてしまうインスタント。ついでに予顕もついてます。
相手の妨害には無力ですが、ETBや誘発で複数体トークンを出すようなクリーチャーとの相性はバツグンです。
既に下環境では波使い(THS)とのコンボが話題に。懐かしい…
ぱっと思いつく所では、調和のアルコンや恭しき重装歩兵。
これらは単独で用いても仕事をします。(出たときのETB能力にスタックで打てるので)
調和のアルコンなら4/5飛行が3体と、3/3の人間トークンが4体出ます。打点的には24点。
恭しき重装歩兵の場合、こいつが単独なら1/2が2体と1/1が2体とやや貧弱ですが、
その前に信心を貯めておくことでかなりの効果を発揮します。信心3くらいなら楽に達成出来そうですが、
その場合は恭しき重装歩兵が3体出る事になり、それらがETBで誘発して信心3+3=6×3→
18体の1/1トークンが出る事になりますね。こっちも打点は21点越えとオーバーキルです。
これらは攻撃しないと打点になりませんが、着地しただけで火力になる仕組みがあればなおよい…
あっ、峰の恐怖がいました。これさえ既に出ていれば6体も7体も並べる必要はありません。
急報や太陽の神のお告げにスタックで神秘の反射を打てば十分です。
トークンとして2体出たそれぞれの峰の恐怖に対して残りの2体の能力が誘発し、(5*2)*2=20点で
ワンショットキルの出来上がりです。なんじゃそりゃ。
恐らく、次環境で最初に組まれるコンボデッキは異形化/ルーカ・コンボとのハイブリッドデッキじゃないかと思います。ジェスカイ・ピーク・リフレクションとでも名付けましょうか。
正直見えすぎたコンボデッキはあまり好みじゃないんですが、考えついてしまうからしょうがない。
忘れちゃいけないのが相手のインスタントタイミングのトークン発生でパクられるので、
瞬速持ちの太陽の神のお告げやX=0のサメ台風サイクリング(0/0でもトークンは出る)をされると悶絶します。
特にサイクリングは2マナの癖に防ぎ辛い(不連続性/崇高な天啓/ハンデスの三択)ので、気を付けましょう。
語りの神、ビルギ/豊潤の角杯、ハーンフェル
またコンボデッキのおともが来たぞ!!
と、いう事で強力な能力を持つ神カードと、その裏面になります。
表面は”呪文を唱えるたびに赤マナ1点を加える”能力で、実質的なマナ加速/マナ軽減とみなせます。
誇示能力に関するブーストもついてますが、正直オマケ程度。
そして裏面も強力で、”手札1枚と引き換えにライブラリーから2枚追放してプレイ可能”
という事で、実質の手札水増し・土地の供給または有効牌の引き込みが可能。
1ターンに1回の制限がないので、2倍の手札を手にしているようなものです。
さて、このカードですが表面と相性がいいのは、呪文の効果でマナを産み出す呪文です。
例えば、「呪文の解決時に好きな色のマナを加える」ことで実質のマナ軽減やフィルターをするものです。
通常は1マナ程度軽くなったくらいでは次のアクションは出来ませんが、
このカードと組み合わせれば実質2マナ以上軽くなるので、どんどん呪文をつなげていく事が出来ます。
特に薔薇棘の見習いは1マナで2点産み出せてマナ加速とカウントする事が出来ます。
アイレンクラッグの妙技の場合、赤い神と合わせて8マナ出るようになるので、
ウギンが赤単でも4ターン目に出せるようになります。
アイレンクラッグの妙技は単独でも7マナ出るので、裏面を唱えるのに使っても2マナ余ります。
各種予顕持ちカードなどがあれば多少マナが余っても有効活用できますが、
手札の枚数が減るので若干相性が悪いかも…。
一応、二重の一撃だけはインスタントやソーサリーのコピー能力があるので、
表面が出た後に使えば実質無料でマナ加速を倍にする事が可能なので入れても良いかもしれません。
また、スタンダードでは「宝物トークンを出す」タイプのコスト軽減呪文もあります。
同じカルドハイムブロックの戦利品奪取や黄金架のドラゴンが関連カードになります。
特に黄金架のドラゴンがいる時に戦利品奪取などの宝物トークン呪文を用いると、1マナ以上軽減する事に。
軽めのオーラは実質無料つけられて、赤い神がいれば1マナ増えた状態になります。
カルドハイムで出たルーンは全てキャントリップなのでチェインコンボの種を探す事も可能。
また、裏面や戦利品奪取は「カードを捨てる」効果なので、墓地が溜まりやすくなることから墓地を利用する脱出と相性が良さそうです。スタン以外では禁止になった死の国からの脱出は良い相棒です。
アゴナスの雄牛や脱出速度など、元々の脱出持ちを利用するのも良いでしょう。
特にアゴナスの雄牛は2マナで脱出できるほか、裏面の起動で少なくなった手札を補充する役割も兼ねています。
また少し色拘束は厳しいかもしれませんが、クロクサあたりを使うのもありかもしれません。
領界路の解放でちょうど賄えるコストですし。
(領界路の解放は脱出速度もアゴナスの雄牛も対応可能な良カードですね)
もしクロクサが脱出しながら速攻持って殴って来たら僕は泣きます。
終わりに
いやあ、濃いですねえ。
カルドハイムのカードは色々なテーマがてんこ盛りになっていて、
正直コンボを考えるのがとっても大変です。おかげで1記事で3枚程度しか考察できません。
ただ、やっぱり好きな物を突き詰めて考えていくのは楽しい!
カルドハイムのカードでおもしろそうなコンボを考えられたら引き続き投稿したいと思いますので、
皆さま、また見ていただければと思います。
それでは、また。
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